“上高地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみこうち66.7%
かみかうち22.2%
かみぐち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本につぽんアルプスの上高地かみこうち梓川あづさがはには、もといはなで、あしすべるといはれたほど澤山たくさんゐたものですが、近頃ちかごろはだんだんつてたようです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
もつとも、ついごろ飛行機ひかうきで、八けいうち上高地かみかうちそらんだとふから、ふねつても、はねえて、ひら/\と、周囲しうゐ十五みづうみうへたかびさうでならなかつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
で折もあらばこの神秘の霊域を探検して世に紹介しようと思うていた。幸い四十二年八月十二日正午、上高地かみぐちの仙境に入門するの栄を得た。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)