“高地人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハイランダァ50.0%
ハイランダース50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スティヴンスンは、故郷スコットランドの高地人（ハイランダァ）の氏族（クラン）制度に愛着をもっていた。サモアの族長制度も之に似た所がある。
光と風と夢 (新字新仮名) ／ 中島敦(著)
高地人（ハイランダース）と低地人（ローランダース）とキリクランキーの峡間（はざま）で戦った時、屍（かばね）が岩の間に挟（はさま）って、岩を打つ水を塞（せ）いた。高地人と低地人の血を飲んだ河の流れは色を変えて三日の間ピトロクリの谷を通った。
永日小品 (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)