穂高岳槍ヶ岳縦走記ほだかだけやりがたけじゅうそうき
一神秘の霊峰 信飛の国界に方りて、御嶽・乗鞍・穂高・槍の四喬岳のある事は、何人も首肯する処、だが槍・穂高間には、なお一万尺以上の高峰が沢山群立している、という事を知っている者は稀である。で折もあらばこの神秘の霊域を探検して世に紹介しようと思 …
作品に特徴的な語句
一掬ひとむす 屹立つった あた くわし いず むき わが しゃ みた めぐ かじ 嵩高すうこう 幽寂さび あなが とざ 瓢形ひょうけい つらな さえ けん つく くら なら はや 御陰おかげ ほう おそ しん 気支きづか すま ひとり あた 稜々ぎざぎざ 蒲田がまた ちかづ へだた とな あらわ 首肯しゅこう 驀然ばくぜん 高原たかはら 上宝かみたから 下婢かひ うち 仮飾かしょく せがれ 何人なんぴと 便たよ 偃松はいまつ やと 兀々こつこつ 先鋒せんぽう しの ところ 刹那せつな つか 勁敵けいてき 勿論もちろん 千仞せんじん 合羽かっぱ 吉城よしき われ 吾々われわれ まわ 咆哮ほうこう 咫尺しせき 四股しこ 坦道たんどう 堅緻けんち 塵界じんかい 夢裡むり 大畝おおうね 大豆だいず 天套テント なか 宛字あてじ 屏風びょうぶ 屹立きつりつ わか 島々しましま けわ 嶮崖けんがい 巉岩ざんがん おの ちまた 幔幕まんまく 平生へいぜい さいわい 御嶽おんたけ 徳合とくごう