トップ
>
塵界
ふりがな文庫
“塵界”の読み方と例文
読み方
割合
じんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんかい
(逆引き)
俗念を放棄して、しばらくでも
塵界
(
じんかい
)
を離れた心持ちになれる詩である。いくら傑作でも人情を離れた芝居はない、理非を絶した小説は少かろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
むかし
呂洞賓
(
りょどうひん
)
という仙人は、仙道成就しても天に昇ったきりにならずに、何時迄も此世に
化現遊戯
(
けげんゆげ
)
して
塵界
(
じんかい
)
の
男女
(
なんにょ
)
貴賎を点化したということで
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
法皇様はいっさい
塵界
(
じんかい
)
と交渉を絶っておいでになる御生活ぶりですから、御相談事などは申し上げられないでしょう。
源氏物語:40 夕霧二
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
塵界(じんかい)の例文をもっと
(6作品)
見る
“塵界”の意味
《名詞》
塵界(じんかい)
塵のような汚れた世界。
(出典:Wiktionary)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“塵”で始まる語句
塵
塵埃
塵芥
塵塚
塵紙
塵取
塵除
塵溜
塵芥箱
塵労
“塵界”のふりがなが多い著者
鵜殿正雄
新渡戸稲造
幸田露伴
紫式部
夏目漱石