“塵紙”の読み方と例文
読み方割合
ちりがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懐中ふところから塵紙ちりがみして四つにつて揚子箸やうじばし手探てさぐりで、うくもちはさんで塵紙ちりがみうへせてせがれ幸之助かうのすけへ渡して自分も一つ取つて、乞
お雪は笑いながら、懐紙ふところがみを出してくれました。まことにありきたりの塵紙ちりがみですが、新助の死体の下にあった浅草紙とは違います。
その上に琉球唐紙からかみのような下等の紙を用い、興に乗ずれば塵紙ちりがみにでも浅草紙にでも反古ほごの裏にでも竹の皮にでもおりふたにでも何にでも描いた。