“塵芥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ごみ32.9%
ちりあくた32.9%
じんかい24.7%
ぢんかい6.8%
じんあい1.4%
ゴミ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“塵芥”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語17.3%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこには家族づれの牝豚も一匹いたが、その牝豚は塵芥ごみの山をほじくり返しながら、ついでに雛っこを一羽食ってしまった。
時折り、竹鋏を持ち出した爺さんに塵芥ごみ箱の中をかきまわされて大根の尻っぽだの出し昆布の出殻をつまみあげられては、
神楽坂 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
お佐代さんにはたしかに尋常でない望みがあって、その望みの前には一切の物が塵芥ちりあくたのごとく卑しくなっていたのであろう。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
遠くの沖には彼方かなた此方こなたみを粗朶そだ突立つつたつてゐるが、これさへ岸より眺むれば塵芥ちりあくたかと思はれ
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ぼんやり立って流れを見ていると、目の下を塵芥じんかいに混って鳩の死んだのがまるで雲をちぎったように流れていっていた。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
しかも蒼虬の句中たまたまこの悪句あるに非ず、彼が全集はことごとくこの種の塵芥じんかいを以て埋めらるる者なり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
生命を塵芥ぢんかいよりも軽く捨てむと競ひあへりしも、今かくなり玉ひては皆対岸の人異舟いしうかくとなりて
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
彼は撰まず、然れども彼のくだりて世に入るや、塵芥ぢんかい委積ゐせきするところを好まざるなり。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
あるものは褐色の塵芥じんあいの山のように見える。
厄日あとさきの雲のゆききの、塵芥ゴミをたくけむり
其中日記:08 (八) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)