“塵芥溜”の読み方と例文
読み方割合
ごみため100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警護の兵士のひとりは、先に鈎(かぎ)のついた棒を持っていて、時々その人間の塵芥溜(ごみため)をかき回そうとするような顔つきをした。
勿論(もちろん)腹を腹とも思わず塵芥溜(ごみため)だと思って食物と名のつくものは手当り次第に口中へ捻(ね)じ込むというのは
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
金剛石(ダイヤモンド)だって、高々人間が大事がって秘(しま)っておくもんだよ、慾(よく)の固(かたまり)だね。金と灰吹は溜(たま)るほど汚いというが、その宝を盗んで来るのは、塵芥溜(ごみため)から食べ荒しをほじくり出す犬と同一(おんなじ)だね、小汚ない。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)