トップ
>
『青眼白頭』
ふりがな文庫
『
青眼白頭
(
せいがんはくとう
)
』
○後生を口にすること、一派の癖のやうになりぬ。陸に汽車あり、海に汽船あり、今や文明の世の便利を主とすればなるべし。何故といはんも事あたらしや、お互に後世に於て、鼻突合はす憂なければなり。憂は寧ろ、虞に作るをよしとす。 ○仰有る通り皆後世に遺 …
著者
斎藤緑雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 箴言 アフォリズム 寸言
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
丈夫
(
ぢやうふ
)
四方
(
しはうの
)
脊負
(
しよひ
)
則
(
のり
)
孰
(
たれ
)
止
(
とゞ
)
訓
(
をし
)
耻
(
はづ
)
掃除
(
さうぢよ
)
憂
(
うれひ
)
塵芥
(
ぢんかい
)
僅
(
わづか
)
高声
(
かうせい
)
禁
(
とゞ
)
画
(
ゑ
)
可
(
べ
)
愚
(
おろか
)
後生
(
こうせい
)
虞
(
ぐ
)
応
(
まさ
)
受合
(
うけあひ
)
既
(
はや
)
乏
(
とぼし
)
首肯
(
うなづ
)
唐人
(
からびと
)
況
(
いは
)
何故
(
なにゆゑ
)
飢
(
うゑ
)
憚
(
はゞか
)
皆
(
みな
)
莫
(
なか
)
猶
(
なほ
)
此
(
こ
)
罵
(
のゝし
)
所謂
(
いはゆる
)
敲
(
たゝ
)
真
(
まこと
)
衆寡
(
しうくわ
)
已
(
すで
)
尤
(
もつと
)
孰
(
いづ
)
鬼神
(
おにがみ
)
人
(
にん
)
仰有
(
おつしや
)
唯
(
たゞ
)
志
(
こゝろざし
)
陸
(
りく
)
雖
(
いへど
)
難
(
かた
)
而
(
しか
)
我邦
(
わがくに
)
黒人
(
くろうと
)
難有
(
ありがた
)
素人
(
しろうと
)
銭金
(
ぜにかね
)
遺
(
のこ
)
貧人
(
ひんじん
)
聖代
(
せいだい
)
諺
(
ことわざ
)
蟇口
(
がまぐち
)
寧
(
むし
)
之
(
これ
)
亦
(
また
)
人
(
ひと
)
今人
(
こんじん
)
何彼
(
なにか
)
併
(
しか
)
其
(
その
)
其処
(
そこ
)
処
(
ところ
)
半
(
なかば
)
多
(
おほ
)
奔
(
はし
)
生半
(
なまなか
)
弁
(
わきま
)
彼
(
か
)
後人
(
こうじん
)
御代
(
みよ
)
息巻
(
いきまき
)
慷
(
かう
)
抱
(
いだ
)
斥
(
しりぞ
)
斯
(
か
)
来
(
きた
)
殊
(
こと
)