“莫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
46.9%
なか34.7%
ナカ8.2%
ばく6.1%
2.0%
ナク2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツマリ「文学士春の屋おぼろ」のために崛起くっきしたので、坪内君かっせばあるいは小説を書く気には一生ならなかったかも知れぬ。
汝また彼の事を心に記してたづさへ行くべし、されど人に言ふなかれ。かくて彼はまのあたり見る者もなほ信ずまじきことどもを告げ 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「お動きなさいますな。じっとしていましょう。それしかありません。疎石禅師が仰っしゃいました。妄想モウソウスルナカレ……って」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あわてて引っ返してゆく大将曹仁のまえに、さながら火焔のような尾を振り流した赤毛の駿馬しゅんめが、ばくと、砂塵を蹴って横ぎった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蟋蟀堂にあり、歳つひにそれれぬ 国風
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
枝ヲ尋ヌルコトナクンバ好シ
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)