『雪』
十月。秋神の即位。——金鶯一羽、廃園のエルムの樹に通ひはじめる。 道傍の亜灌木にある、水禽の糞。 湖からあがる風が、弧を描いて、水霜の葉におちる。 青い鶫が食卓にのぼりだすと、聖餐式のやうに澄んだ夜ごとが、展ける… 手帖に一篇⦅天使園の薔薇 …
著者 | 高祖保 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「雪」文芸汎論社、1942(昭和17)年5月4日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約21分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約35分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
頭
神
端
擦
側
陰
頭飾
灯
驟雨
薫
荘厳
円
冷
埋
媒介
宇宙
後
摺
撓
襟巻
亭
仄
卓子
背
外
白
莫
惝怳
燈火
焙
標
鹹
咳
咳嗽
哀
疇昔
鈴懸
彩
薔薇
煙
炷
衝
逶迤
逭
涵
謫
乞丐
耀
促織
紫煙
化
哀求
破
夜半
降
尺牘
閑
後
後姿
鈴懸
怡
恍惚
憑
扉
抛
邂逅
潜
暗闇
東方
残像
象
故事
翳
罅裂
聿
粉雪
空隙
科
脊椎
祈祷
瞳
草廬
白楊
白体
白
片
牀
燻
滓
滑車
裹
覚
泛
憗
微睡
凍
性急
愬
手燭
掌
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