“荘厳”のいろいろな読み方と例文
旧字:莊嚴
読み方(ふりがな)割合
そうごん50.0%
しょうごん26.1%
おごそか8.7%
さうごん4.3%
しやうごん4.3%
しようごん2.2%
じやうごん2.2%
シヤウゴン2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“荘厳”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史80.0%
文学 > ドイツ文学 > 戯曲50.0%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
昔の出家は木を植えて山を荘厳そうごんにしたのに、何の必要あってこうしてムザムザ木を伐ったり、山を崩したりするのだろう。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし、その夜、フォックス劇場シアタアできいた『君が代』の荘厳そうごんさは、なお耳底にのこる、深刻なものがありました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
花によって荘厳しょうごんされているということで、仏陀への道を歩む人、すなわち「菩薩ぼさつ」の修行をば、美しい花にたとえて
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
そうでなくても、経文の上に伝えた浄土の荘厳しょうごんをうつすその建て物の様は想像せぬではなかった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
銀河の光は薄い煙のやうに遠く荘厳おごそかな天を流れて、深大な感動を人の心に与へる。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
あゝ、無言にしてそびえ立つ飛騨の山脈の姿、長久とこしへ荘厳おごそかな自然の殿堂——見れば見る程、蓮太郎も、丑松も、高い気象を感ぜずには居られなかつたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その又ゴシツプは僕等には野蛮な荘厳さうごんち満ちた美を感じさせるのに違ひない。
数々かず/\深秘しんぴと、凄麗せいれいと、荘厳さうごんとをおもはれよ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
荘厳しやうごんの光の下にまどろめる女人の乳こそくろみたりしか
芥川竜之介歌集 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その節はわれらより「あるかんじよ」(大天使)へ頼み、「あるかんじよ」より又おんあるじ「えす・きりすと」へ頼み奉り、一同に「はらいそ」の荘厳しやうごんを拝し候べしと仰せられ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
 わたしの詩集に、荘厳しようごんといつたものは需めまい。同時に綺羅をも。よしんば需めるとして、あの晩ざくらの群落の、——なにかかう火山灰に似た、白いうす濁りが漂つてをればよい。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
さうでなくても、経文の上に見る浄土の荘厳じやうごんをうつした其建て物の様には、想像しないではなかつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さうでなくても、経文の上に伝へた浄土の荘厳シヤウゴンをうつすその建て物の様は想像せぬではなかつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あまり荘厳シヤウゴンを極めた建て物に、故知らぬ反感までソソられて、廊を踏み鳴し、柱をタタいて見たりしたものも、その供人トモビトのうちにはあつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)