“荘厳”のいろいろな読み方と例文
旧字:莊嚴
読み方割合
そうごん56.6%
しょうごん22.6%
おごそか7.5%
さうごん3.8%
しやうごん3.8%
シヤウゴン1.9%
しようごん1.9%
じやうごん1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弔いという、あの荘厳(そうごん)で感動的な儀式が、このような冷たい言葉だけの芝居になってしまったのを、わたしは聞いたことがなかった。
花によって荘厳(しょうごん)されているということで、仏陀への道を歩む人、すなわち「菩薩(ぼさつ)」の修行をば、美しい花に譬(たと)えて、いったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
峰の白雪……私が云うと、ひな唄のようでも、荘厳(おごそか)な旭(あさひ)でしょう。月の御堂の桂(かつら)の棟。そのお話の、真中(まんなか)へ立って、こうした私は極(きま)りが悪い……
「イリアツド」は神々のゴシツプである。その又ゴシツプは僕等には野蛮な荘厳(さうごん)に充(み)ち満ちた美を感じさせるのに違ひない。しかしそれは「僕等には」である。
その節はわれらより「あるかんじよ」(大天使)へ頼み、「あるかんじよ」より又おん主(あるじ)「えす・きりすと」へ頼み奉り、一同に「はらいそ」の荘厳(しやうごん)を拝し候べしと仰せられ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あまり荘厳(シヤウゴン)を極めた建て物に、故知らぬ反感まで唆(ソソ)られて、廊を踏み鳴し、柱を叩(タタ)いて見たりしたものも、その供人(トモビト)のうちにはあつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
 わたしの詩集に、荘厳(しようごん)といつたものは需めまい。同時に綺羅をも。よしんば需めるとして、あの晩ざくらの群落の、——なにかかう火山灰に似た、白いうす濁りが漂つてをればよい。
雪 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
さうでなくても、経文の上に見る浄土の荘厳(じやうごん)をうつした其建て物の様には、想像しないではなかつた。だが目(ま)のあたり見る尊さは讃歎の声すら立たなかつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)