“荘厳”のいろいろな読み方と例文
旧字:莊嚴
読み方割合
そうごん52.1%
しょうごん25.0%
おごそか8.3%
さうごん4.2%
しやうごん4.2%
シヤウゴン2.1%
しようごん2.1%
じやうごん2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても「第五」のヘ短調のソナタは荘厳そうごんな美しい曲である(これらはチェンバロの代りにピアノを用いていることは言うまでもない)
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
花によって荘厳しょうごんされているということで、仏陀への道を歩む人、すなわち「菩薩ぼさつ」の修行をば、美しい花にたとえて、いったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
峰の白雪……私が云うと、ひな唄のようでも、荘厳おごそかあさひでしょう。月の御堂のかつらの棟。そのお話の、真中まんなかへ立って、こうした私はきまりが悪い……
「イリアツド」は神々のゴシツプである。その又ゴシツプは僕等には野蛮な荘厳さうごんち満ちた美を感じさせるのに違ひない。しかしそれは「僕等には」である。
その節はわれらより「あるかんじよ」(大天使)へ頼み、「あるかんじよ」より又おんあるじ「えす・きりすと」へ頼み奉り、一同に「はらいそ」の荘厳しやうごんを拝し候べしと仰せられ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あまり荘厳シヤウゴンを極めた建て物に、故知らぬ反感までソソられて、廊を踏み鳴し、柱をタタいて見たりしたものも、その供人トモビトのうちにはあつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
 わたしの詩集に、荘厳しようごんといつたものは需めまい。同時に綺羅をも。よしんば需めるとして、あの晩ざくらの群落の、——なにかかう火山灰に似た、白いうす濁りが漂つてをればよい。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
さうでなくても、経文の上に見る浄土の荘厳じやうごんをうつした其建て物の様には、想像しないではなかつた。だがのあたり見る尊さは讃歎の声すら立たなかつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)