“そうごん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荘厳85.7%
壮厳8.6%
崇厳2.9%
騒言2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても「第五」のヘ短調のソナタは荘厳そうごんな美しい曲である(これらはチェンバロの代りにピアノを用いていることは言うまでもない)
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
その式はなるべく壮厳そうごんを旨として、堂上堂下の者どもすべて参列せよとのことであった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
崇厳そうごんな気分があたりに満ちわたつた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
怒鳴り声、罵しり声、喚き声、一つにかたまってやかましく、騒言そうごんとなって聞こえては来るが、それさえ何んとなく不安らしい。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)