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おごそか
ふりがな文庫
“おごそか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
厳
57.4%
嚴
14.9%
厳粛
8.5%
荘厳
8.5%
厳格
6.4%
森厳
2.1%
粛
2.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厳
(逆引き)
あの沙門は悠々と
看督長
(
かどのおさ
)
の拝に答えてから、砂を敷いた御庭の中へ、恐れげもなく進み出て、こう
厳
(
おごそか
)
な声で申しました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おごそか(厳)の例文をもっと
(27作品)
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嚴
(逆引き)
市長
(
ボデスタ
)
は客を招き筵を張ることありや。ポツジヨ。稀にそのことなきにあらず。されど
招請
(
せうせい
)
を
慎
(
つゝし
)
むこといと
嚴
(
おごそか
)
なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
おごそか(嚴)の例文をもっと
(7作品)
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厳粛
(逆引き)
画家のアトリエというよりは
寧
(
むし
)
ろ科学者の実験室のように冷く
厳粛
(
おごそか
)
なものとして置いた書斎の中に、そうして
忸々
(
なれなれ
)
しくいられることを彼女は夢のようにすら楽しく思うらしかった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おごそか(厳粛)の例文をもっと
(4作品)
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荘厳
(逆引き)
一段低い外陣に引下つて、反対の側にかしこまつたは、若僧。やがて
鉦
(
かね
)
の音が
荘厳
(
おごそか
)
に響き渡る。合唱の声は起つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
おごそか(荘厳)の例文をもっと
(4作品)
見る
厳格
(逆引き)
何となく優しく又何となく
厳格
(
おごそか
)
にも見える。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
おごそか(厳格)の例文をもっと
(3作品)
見る
森厳
(逆引き)
その青々とした美しい姿は、一層夕暮の眺望を
森厳
(
おごそか
)
にして見せる。丑松は眺め入り乍ら、自分の一生を考へて歩いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それは丑松の為に長い
別離
(
わかれ
)
を告げるやうにも、白々と
明初
(
あけそ
)
めた一生のあけぼのを報せるやうにも聞える。深い、
森厳
(
おごそか
)
な音響に胸を打たれて、思はず丑松は首を垂れた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
おごそか(森厳)の例文をもっと
(1作品)
見る
粛
(逆引き)
鬚深
(
ひげふか
)
き
横面
(
よこづら
)
に
貼薬
(
はりくすり
)
したる
荒尾譲介
(
あらおじようすけ
)
は既に
蒼
(
あを
)
く
酔醒
(
ゑひさ
)
めて、
煌々
(
こうこう
)
たる空気ラムプの前に
襞襀
(
ひだ
)
もあらぬ
袴
(
はかま
)
の
膝
(
ひざ
)
を
丈六
(
じようろく
)
に組みて、
接待莨
(
せつたいたばこ
)
の葉巻を
燻
(
くゆ
)
しつつ意気
粛
(
おごそか
)
に、
打萎
(
うちしを
)
れたる宮と熊の敷皮を
斜
(
ななめ
)
に差向ひたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おごそか(粛)の例文をもっと
(1作品)
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