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襞襀
ふりがな文庫
“襞襀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひだ
88.9%
ひずみ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだ
(逆引き)
と山の
襞襀
(
ひだ
)
を霧の包むやうに
枯蘆
(
かれあし
)
にぬつと立つ、此の
大
(
だい
)
なる
魔神
(
ましん
)
の
裾
(
すそ
)
に、小さくなつて、屑屋は頭から
領伏
(
ひれふ
)
して手を合せて拝んだ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
盤台面
(
ばんだいづら
)
の汚い歯の大きな男で、
朴歯
(
ほうば
)
の下駄を
穿
(
は
)
き、
脊割羽織
(
せわりばおり
)
を着て、
襞襀
(
ひだ
)
の崩れた
馬乗袴
(
うまのりばかま
)
をはき、
無反
(
むぞり
)
の大刀を差して遣って参り
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
襞襀(ひだ)の例文をもっと
(16作品)
見る
ひずみ
(逆引き)
ここを推せばそこに
襞襀
(
ひずみ
)
が出る、あすこを立てればここに無理があると、まあ我の知恵分別ありたけ尽して我のためばかり
籌
(
はか
)
るではなく云うたことを
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
十兵衞が何も彼も捨て辞退するものを
斜
(
はす
)
に取つて逆意地たてれば大間違ひ、とは思つても余り汝の解らな過ぎるが腹立しく、四方八方何所から何所まで考へて、此所を推せば其所に
襞襀
(
ひずみ
)
が出る
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
襞襀(ひずみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
襞
漢検1級
部首:⾐
19画
襀
部首:⾐
16画
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