“籌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅう33.3%
はか33.3%
はかりごと22.2%
ちう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先にはこの男を、半端な悪玉と冷笑ひやかした伊兵衛も、冷静な思慮になると、やはり幾つでも年の上な馬春堂に、一ちゅうさないわけにまいりますまい。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここを推せばそこに襞襀ひずみが出る、あすこを立てればここに無理があると、まあ我の知恵分別ありたけ尽して我のためばかりはかるではなく云うたことを
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
張良は、はかりごと帷幄いあくの中にめぐらして、勝ちを千里の外に決し、蕭何は国家の法をたてて、百姓をなずけ、治安を重くし、よく境防を守り固めました。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちうさん、あのお星様はお月様に近いのね。そら、あるでせう一つ。」
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)