トップ
>
籌
>
ちゅう
ふりがな文庫
“
籌
(
ちゅう
)” の例文
先にはこの男を、半端な悪玉と
冷笑
(
ひや
)
かした伊兵衛も、冷静な思慮になると、やはり幾つでも年の上な馬春堂に、一
籌
(
ちゅう
)
を
輸
(
ゆ
)
さないわけにまいりますまい。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(『
因果経
(
いんがきょう
)
』に曰く、「一身
死壊
(
しえ
)
して、また一身を受け、生死無量なること、たとえば、天下の草木を尽くして、
斬
(
き
)
りて、もって
籌
(
ちゅう
)
数となすに、そのゆえに身を
窮尽
(
ぐうじん
)
するあたわざるがごとし」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
きけ、いかに曹操たりとも、わが水軍に対しては、一
籌
(
ちゅう
)
を
輸
(
ゆ
)
するものがあろう
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“籌(
算木
)”の解説
算木(さんぎ)または算籌(さんちゅう)とは、中国数学や和算で用いられた計算用具である。縦または横に置くことで数を表した。算木に基づく算木数字も使われた。算木を用いた計算法を籌算という。
(出典:Wikipedia)
籌
漢検1級
部首:⽵
20画
“籌”を含む語句
一籌
觥籌
厠籌
小籌
牙籌
算籌
算籌外
籌子
籌海
籌画
籌策
籌賀
籌馬