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輸
ふりがな文庫
“輸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆ
52.9%
おく
29.4%
いた
5.9%
つく
5.9%
はこ
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆ
(逆引き)
先にはこの男を、半端な悪玉と
冷笑
(
ひや
)
かした伊兵衛も、冷静な思慮になると、やはり幾つでも年の上な馬春堂に、一
籌
(
ちゅう
)
を
輸
(
ゆ
)
さないわけにまいりますまい。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輸(ゆ)の例文をもっと
(9作品)
見る
おく
(逆引き)
併
(
しか
)
し
些
(
すこ
)
しの米を京都に
輸
(
おく
)
ることをも
拒
(
こば
)
んで、
細民
(
さいみん
)
が大阪へ
小買
(
こがひ
)
に出ると、
捕縛
(
ほばく
)
するのは何事だ。
己
(
おれ
)
は王道の大体を学んで、功利の末技を知らぬ。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
輸(おく)の例文をもっと
(5作品)
見る
いた
(逆引き)
其
(
その
)
姉は
即
(
すなわ
)
ち燕王の
妃
(
ひ
)
にして、其弟
増寿
(
ぞうじゅ
)
は
京師
(
けいし
)
に在りて常に燕の
為
(
ため
)
に国情を
輸
(
いた
)
せるも、輝祖独り
毅然
(
きぜん
)
として正しきに
拠
(
よ
)
る。端厳の性格、
敬虔
(
けいけん
)
の行為、良将とのみ
云
(
い
)
わんや、有道の君子というべきなり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
輸(いた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つく
(逆引き)
測らず
跬歩
(
きほ
)
敢て忘れん慈父の訓
飄零
(
ひようれい
)
枉
(
ま
)
げて受く美人の憐み 宝刀
一口
(
ひとふり
)
良価を求む 貞石三生宿縁を証す 未だ必ずしも世間偉士無からざるも 君が忠孝の双全を得るに
輸
(
つく
)
す
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
輸(つく)の例文をもっと
(1作品)
見る
はこ
(逆引き)
然
(
しか
)
れども苦海塵境を脱離して一身を挺出せんとするは、人間の道にあらず。苦海塵境に清涼の気を
輸
(
はこ
)
び入るゝにあらざれば、詩人は一の天職を帯びざる放蕩漢にして終らんのみ。
山庵雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
輸(はこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
輸
常用漢字
小5
部首:⾞
16画
“輸”を含む語句
輸入
輸贏
輸出
輜重輸卒
耶輸陀羅
密輸出入
輸血
輸出手形
阿輸迦王
輸出時期
輸出禁止
輸出貿易
輸出超過
輸卒
輸廓
輸臝
輸車労牛
輸送
運‐輸
運輸会社
...
“輸”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
柴田宵曲
二葉亭四迷
南方熊楠
内田魯庵
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
幸田露伴
吉川英治
森鴎外