“捕縛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほばく80.4%
あげ7.1%
おせえ1.8%
からめと1.8%
つかま1.8%
とら1.8%
ふんじば1.8%
めしと1.8%
めしとれ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大犯人捕縛(ほばく)と五百万円ダイヤ取りもどしのごほうびとしてもらった二組のベースボールの道具を使って、少年たちは大にこにこである。
骸骨館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
常はトム公が捕まったと聞くと、何時(いつ)ぞやのナンキン墓での約束があるので、自分が捕縛(あげ)られた以上に、しまった! と思った。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『何ア莫迦だつて? 家の事(ごと)も構(かま)ねえで、毎日飲んで博(ぶ)つて許りゐたら、高田の家ア奈何(どう)なるだべサ。そして万一捕縛(おせえ)られでもしたら……』
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「白虎城砦(やぐら)の守備の長(おさ)、白虎太郎がこの部屋の中に、今睡っているのじゃよ。でもう一度芸当を使って、彼を室より誘(おび)き出すによってご苦労ながら飛んでかかり捕縛(からめと)ってはくださるまいか?」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「今度(こんだ)こさあ、捕縛(つかま)つちや一杯(いつぺえ)に引(ひ)つ喰(く)らあんだんべ」畑同士(はたけどうし)は痛快(つうくわい)に感(かん)じつゝ口々(くち/″\)に恁(か)ういふことをいつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それと感付くと役人達は、がぜん態度を一変させ、彼等を捕縛(とら)えようと犇(ひし)めいた。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
茂「そうサ、自分が調べられるのじゃアないからの事(こっ)た、此方(こち)とらはまかり間違えば捕縛(ふんじば)られるのだから怖(おっ)かねえ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
騙(たば)かられて捕縛(めしと)られ、無残にも刑死をとげられたのじゃよ
見留夫捕縛(めしとれ)と云ふより早く手先兩人づか/\と走(はし)り寄(よ)り上意と聲かけ文右衞門并びに久兵衞とも忽(たちま)ち高手小手に縛(いまし)め兩人ながら自身番(じしんばん)へ引行けるに是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)