トップ
>
捕縛
>
あげ
ふりがな文庫
“
捕縛
(
あげ
)” の例文
常はトム公が捕まったと聞くと、
何時
(
いつ
)
ぞやのナンキン墓での約束があるので、自分が
捕縛
(
あげ
)
られた以上に、しまった! と思った。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは警察への御
土産
(
みやげ
)
で、
彼奴
(
きゃつ
)
等を
捕縛
(
あげ
)
て下されば、僕も大助りです。用意はいいでしょうな?
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
何しろ日本左衛門を先に
捕縛
(
あげ
)
てからと思ったので、お粂にはわっしも少し油断をしていた形があります……オ、だが万太郎様、もう悠々とお話しちゃおられません
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今後
(
これから
)
は決して他の男と関係もしないし、今までの生活をさらりと止めて正業に立ちかえって、真面目な女になろう——そして、彼を一生の想い出として生きよう——それは、
情夫
(
おとこ
)
が
捕縛
(
あげ
)
られた日に
碧眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
“捕縛”の意味
《名詞》
捕 縛(ほばく)
犯人などを捕らえて縛りあげること。
(出典:Wiktionary)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
縛
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“捕縛”で始まる語句
捕縛方
捕縛法