“博”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひろ56.1%
はく34.1%
ひろし2.4%
2.4%
ぶつ2.4%
ヒロ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひろく事を知り、銘々の身分に相応すべきほどの智徳を備えて、政府はそのまつりごとを施すにやすく、諸民はその支配を受けて苦しみなきよう
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
実際また王生は、仲のい友人の趙生ちょうせいと一しょに、自由な生活を送っていた。きに行く事もある。はくを打って暮らす事もある。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「ねえ、ひろしさん、おじいさんの子供こども時分じぶんから、あのまつは、あったんだね。」と、立雄たつおくんは、べつのことをかんがえていたとみえて、うしろをかえって
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『何ア莫迦だつて? 家のごとかまねえで、毎日飲んでつて許りゐたら、高田の家ア奈何どうなるだべサ。そして万一捕縛おせえられでもしたら……』
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
やつくれえばかに運のつええやつアねえぜ。ぶつちゃア勝つ、遊んで褒美ほうびはもれえやがる、鉄砲玉アあたりッこなし。運のいいたやつのこっだ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
今般左ノ者発起人ト相成、海運橋兜町カブトチョウオイテ、第一国立銀行ヲ創立シ、ヒロク事ヲ行ワントス。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)