“大博奕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおばくち40.0%
おほばくち40.0%
だいばくち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は細かい十露盤そろばんたまをせせっているのをもどかしく思って、堂島どうじまの米あきないに濡れ手で粟の大博奕おおばくちを試みると、その目算はがらりと狂って
心中浪華の春雨 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「はははは。その方にしては大博奕おほばくちを打つたものだな」
小壺狩 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
けだし今日欧州各国において平民主義の運動なるものは、かの東洋の偽英雄が竜驤虎変りゅうじょうこへん、手を大沢のうちに揮うてその万一を倖僥こうぎょうする大博奕だいばくちてきの閑事業にあらず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)