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『小壺狩』
ふりがな文庫
『
小壺狩
(
こつぼがり
)
』
彦山村から槻の木へ抜ける薬師峠の山路に沿うて、古ぼけた一軒茶屋が立つてゐます。その店さきに腰を下ろして休んでゐるのは、松井佐渡守の仲間喜平でした。松井佐渡守といふのは、当国小倉の城主細川忠興の老臣として聞えた人でした。 晴れた初夏の昼過ぎて …
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
畢
(
をわ
)
点
(
ところ
)
巾着
(
はばき
)
鹹
(
しよ
)
仲間
(
ちゆうげん
)
分
(
ぶん
)
労
(
いた
)
上
(
あが
)
悪戯
(
いたづら
)
鎧
(
よろひ
)
夙
(
はや
)
槻
(
つき
)
達
(
た
)
捜
(
さぐ
)
工合
(
ぐあひ
)
唐物
(
からもの
)
香煎
(
かうせん
)
冥加
(
みやうが
)
謂
(
い
)
織部
(
おりべ
)
木
(
き
)
謳
(
うた
)
蹈
(
ふ
)
金子
(
きんす
)
鑑定
(
めきき
)
麦熬
(
むぎこが
)
痰
(
たん
)
生高
(
せいたか
)
欠伸
(
あくび
)
框
(
かまち
)
掌面
(
てのひら
)
忠興
(
ただおき
)
平素
(
ふだん
)
埒
(
らち
)
厩橋
(
うまやばし
)
兜
(
かぶと
)
両
(
ふた
)