“唐物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぶつ52.4%
からもの42.9%
たうぶつ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸の取引をしたり、唐物とうぶつの輸入をしたり、金銀の口銭こうせんを取ったり、その富の力の盛んなことは、外国までも響き渡るほどの大尽でありました。
……随分珍重なされたがよろしからうとは存じますが、御当家ほどの御家で、瀬戸のみの珍重もいかがなれば、この上に唐物からものの名物を
小壺狩 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
唐物たうぶつや小間物を扱つたり、内々は拔け荷もさばいたといふことですが、今から十年ほど前から左前になつて、三年前にあせりにあせつて出した船が三杯共歸つて來ず