“唐物屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぶつや87.0%
たうぶつや8.7%
からものや4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相手というのは羅紗道行を着た六十恰好さんであった。頭には唐物屋しても見当りそうもない変ななしの帽子をっていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
清正公樣煎豆屋唐物屋水天宮樣裏通り、とそツち此方で、一寸々々えなくつたらしいんですが、……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
赤々と禿げた、ったが丸い鉄火鉢膝子のように抱いて、たそうに店番をしていた唐物屋は、長崎屋と言った。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)