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とうぶつ
ふりがな文庫
“とうぶつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
唐物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐物
(逆引き)
それが運よく成功して、表向きは博多の町に
唐物
(
とうぶつ
)
あきないの店を開いているが、その実は長崎奉行の眼をくぐって、いわゆる海賊を本業としていたのである。
心中浪華の春雨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「横山町の
唐物
(
とうぶつ
)
問屋を探して、オランダ物の直しをする家を見付けて来るよ」
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
助「なアに、当時は
己
(
おれ
)
も損をして
商売替
(
しょうべいげえ
)
をしべいと思って、
唐物
(
とうぶつ
)
を買出しに来たゞが、
馴染
(
なじみ
)
が少ないから横浜へ往って
些
(
ちっ
)
とべい買出しをしべいと思って東京でも仕入れようと思って出て来た」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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