“販女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひさぎめ50.0%
ひさめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともこんな雪では、淀、宇治川の荷舟も入らず、東西のいちたなもほとんど業を休み、辻猿楽つじさるがくの小屋の鳴り物も大原から出てくる販女ひさぎめの声も聞かれはしなかった。
農業の方でいうと、馬耕牛耕の始まる以前から、代掻しろかき用に大きなマグハが用いられだすと、これをあやつるのはみな男である。販女ひさめっていちに出てくる女が元はあった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)