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ひさめ
ふりがな文庫
“ひさめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
氷雨
78.0%
冷雨
7.3%
火雨
4.9%
冰雨
2.4%
大氷雨
2.4%
販女
2.4%
飛雨
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氷雨
(逆引き)
みぞれまじりの
氷雨
(
ひさめ
)
が、しとしとと降っておりました。身を切るような北風が、ちぎれちぎれの灰色の雨雲をひくくはわせておりました。
アッタレーア・プリンケプス
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
ひさめ(氷雨)の例文をもっと
(32作品)
見る
冷雨
(逆引き)
闇の中に
冷雨
(
ひさめ
)
にそぼぬれていた熊笹がガサッと、人間を
袈裟
(
けさ
)
がけに切ったような無気味な音を立てた。彼は慌てて窓を締めてカーテンを素早く引いた。
軍用鼠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ひさめ(冷雨)の例文をもっと
(3作品)
見る
火雨
(逆引き)
「
火雨
(
ひさめ
)
をあびせろ!」
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひさめ(火雨)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
冰雨
(逆引き)
毎日ひるさがり一
刻
(
とき
)
ずつときめたので、近い家のときはよいが、遠いばあいは往き帰りとも汗の出るほど急がなければならない、膚を切るような風の日や、
冰雨
(
ひさめ
)
が降りつづいて道のぬかるときなど
日本婦道記:藪の蔭
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ひさめ(冰雨)の例文をもっと
(1作品)
見る
大氷雨
(逆引き)
(その王子の作れる矢は、今時の矢なり。そを穴穗箭といふ。)穴穗の
御子
(
みこ
)
軍を興して、大前小前の宿禰の家を
圍
(
かく
)
みたまひき。ここにその
門
(
かなと
)
一八
に到りましし時に
大氷雨
(
ひさめ
)
降りき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ひさめ(大氷雨)の例文をもっと
(1作品)
見る
販女
(逆引き)
農業の方でいうと、馬耕牛耕の始まる以前から、
代掻
(
しろか
)
き用に大きなマグハが用いられだすと、これをあやつるのはみな男である。
販女
(
ひさめ
)
と
謂
(
い
)
って
市
(
いち
)
に出てくる女が元はあった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ひさめ(販女)の例文をもっと
(1作品)
見る
飛雨
(逆引き)
このとき、
飛雨
(
ひさめ
)
のように、白地きんらんの武者羽織を目標にあつまった銃弾の一つが、かれの眉間に
中
(
あた
)
った。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひさめ(飛雨)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひさめ”の意味
《名詞:氷雨》
ひさめ【氷雨】
雹やあられ。夏の季語。
晩秋、初冬の冷たい雨。みぞれ。冬の季語。
《名詞:霈》
ひさめ【霈、大雨、甚雨】
おおあめ。ひどい雨。土砂降りの雨。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あめ
おほひさめ
だいひようう
ヒヨウウ
ひさぎめ