“労”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
つか31.0%
いたわ25.6%
いた21.7%
ねぎら4.3%
ろう4.3%
いたは3.2%
つかれ1.4%
らう1.4%
ねぎ1.4%
0.7%
づか0.7%
わづらは0.7%
0.4%
つい0.4%
ついや0.4%
つこ0.4%
わずら0.4%
わずらわ0.4%
わづら0.4%
わづらひ0.4%
ヅク0.4%
ヤミ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「イヤ別に用事ではないが、お前は昼中働いて、れてもゐる事だから、せめて夜だけでも、おッ母さんに代はらせやうと思つてよ」
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
よそ行着を着た細君をらなければならなかった津田は、やや重い手提鞄と小さな風呂敷包を、自分の手で戸棚からり出した。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こちらをわった上に、武芸者は相見たがいというようなわけで、一晩とめて、その上に草鞋銭をくれて立たせてくれるに相違ない。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
折よく定助も他出からもどって風呂に入ったところで、正造の顔をみるとまず長途の旅をうのだった。だが正造は坐るといきなり
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)
且つまた、本当の安楽は、世の見て以てとするところに存在せずして、見て以てとするところに存在するのではございますまいか。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其れを知らぬ程の良人では無いが、持前負嫌ひな気象と妻をる心とから斯う確乎した事を云ふのであると美奈子は思つて居る。
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
啄木、永く都塵に埋もれて、旦暮身世怱忙に追はれ、意ならずして故郷の風色にそむくうちに、身は塵臭に染み、吟心またをおぼえぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
頃者年穀豊かならず、疫癘りに至り、慙懼集りて、してを罪す。を以て広く蒼生景福を求む。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
それが済むと、彼は始めて微笑を浮べながら、妾をらった。それから再び外へ出て不忍池を真下に見下ろす、さる静かな料亭の座敷へ連れこんだのだった。
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
食国御朝廷に、汝等りなば、平らけく吾は遊ばむ、手抱きて我は御在さむ、天皇がうづの御手もち、掻撫でぞぎたまふ、うち撫でぞぎたまふ、り来む日まむ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大病でも自分で死ぬと覚悟をし、医者見放した事も知つてり、御看病は十分にき、自分もう死ぬとめがいてしまつても、とろ/\と病気れで寝附いた時に
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
争ひ得ずしてに貴婦人の手をせし彼の心は、るるばかり感謝の情を起して、次いではこの優しさを桜の花のあらんやうにも覚ゆるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
母親も、「れか一人大人を附けてやりましょう」と言ったが、大人は昼の仕事にかれているので、夜頼むわけにはゆかない。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)
お心をやすまでのことはありますまい
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「人は長生きせんと思えば、をいうべからず。嘘は心をつかいて、少しの事にも心をせり。人は心気だに労せざれば、命ながき事、疑うべからず」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
「むむ、半兵衛の看護を頼んだぞ。くれぐれ軽はずみをさすな、気をうて帰城をいそぐなと、半兵衛にも伝えおけよ」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北兵中国の兵は、みな水に馴れず、いま大江に船を浮かべ、久しく土を踏まず、風浪雨荒のたびごとに、気をい身を疲らす。ために食すすまず、血環ることって病となる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
病友はこれ等をしみ終りまだ薬の気が切れずに上機嫌の続く場合に、鼈四郎を遊び相手にすのにはさすがの鼈四郎も、病友が憎くなった。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
他国旅人などはる/\移歩かへつてあり、おつれば雪中にむ。る人はこれをひ、たるものはこれをる。かゝる難所を作りて他国の旅客はしむる事たる所為にあらず。
思ひに思ふのみにて別れて後の事は知らず、如何なるをやさまでは積みけん、よりは面瘁して、うも物々しき分別顔に老いにけるよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
木の間より洩り来る 月のかげ見れば、心しの 秋は来にけり
池辺大宮天下天皇。大御身時。歳次丙午。召シテ於大王天皇太子而誓願ハク。我大御病太平サント
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)