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徒労
ふりがな文庫
“徒労”のいろいろな読み方と例文
旧字:
徒勞
読み方
割合
とろう
56.3%
むだ
25.0%
ただ
6.3%
だめ
6.3%
とらう
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とろう
(逆引き)
かつまたこの代赭色の海を青い海に変えようとするのは
所詮
(
しょせん
)
徒労
(
とろう
)
に
畢
(
おわ
)
るだけである。それよりも代赭色の海の
渚
(
なぎさ
)
に美しい貝を発見しよう。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
徒労(とろう)の例文をもっと
(9作品)
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むだ
(逆引き)
友達の好意は幸い
徒労
(
むだ
)
にならずに済んだ。健三の借り受けた四百円の金が、細君の父の手に入ったのは、それから四、五日経って
後
(
のち
)
の事であった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
徒労(むだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ただ
(逆引き)
「調べに行くんなら調査旅費を出させなさいな。いつかの川越みたいに、持ち出しの
徒労
(
ただ
)
帰りじゃあ……」
痀女抄録
(新字新仮名)
/
矢田津世子
(著)
徒労(ただ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
だめ
(逆引き)
けれども
徒労
(
だめ
)
だった。
乞食
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
徒労(だめ)の例文をもっと
(1作品)
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とらう
(逆引き)
しかし
畢竟
(
ひつきやう
)
徒労
(
とらう
)
であつた。彼は作家としては出直すより外なかつた。世間人としては、余りに子供じみて、筆が利かなさすぎた。兄はそのやくざな弟をよく面倒を見てくれた。そして慰め励ました。
閾
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
徒労(とらう)の例文をもっと
(1作品)
見る
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“徒労”で始まる語句
徒労力
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長谷川伸
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