“労働者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうどうしゃ61.1%
おとこだち5.6%
らうどうしゃ5.6%
はたらきて5.6%
はたらきど5.6%
らうどうしや5.6%
ボルシェビキ5.6%
ラボートニク5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父親ちちおや死後しご少年しょうねんは、労働者ろうどうしゃとなって、工場こうじょうはたらきました。運命うんめいは、いろいろに、もてあそんだ。かれは、機械きかいれて、不具者ふぐしゃになりました。
街の幸福 (新字新仮名) / 小川未明(著)
カプリと河波のんで、一日、労働者おとこだちの心臓をもみつぶして、対岸のバラック街と一直線に結ぶため、あらゆる食欲をひきちぎる。
河の上の職場 (新字新仮名) / 大江鉄麿(著)
やつら、資本家しほんか将軍しやうぐんたしかにった!——だがおれたち、どんそくあへ労働者らうどうしゃ農民のうみんにとつてそれがなん勝利しやうりであらう
「そうして飯場の娘さん達や、石切り山の人夫さん達は皆労働者はたらきてでございます」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
わしは、お前に、たってやんなとは云わんが、労働者はたらきどが、息子を中学へやるんは良くないぞ。
電報 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
しかしつぎかた、おれはかへりゆく労働者らうどうしやのすべてのこぶしのうちにぎめられたビラのはし電柱でんちうまへに、倉庫さうこよこに、かぜにはためく伝単でんたんた、同志どうしやすんぜよ
アンドレイは逃げ、労働者ボルシェビキの中に入ってしまう。ムーシャとヒメーラとは集会のかくれ場を見つけられアレスト〔逮捕〕される。
社会党の機関紙「労働者ラボートニク」は発行停止をうけた。フランスには、ポーランドからの移民労働者が多数働きに来ている。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)