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ろうどうしゃ
ふりがな文庫
“
労働者
(
ろうどうしゃ
)” の例文
父親
(
ちちおや
)
の
死後
(
しご
)
、
少年
(
しょうねん
)
は、
労働者
(
ろうどうしゃ
)
となって、
工場
(
こうじょう
)
に
働
(
はたら
)
きました。
運命
(
うんめい
)
は、いろいろに、もてあそんだ。
彼
(
かれ
)
は、
機械
(
きかい
)
に
触
(
ふ
)
れて、
不具者
(
ふぐしゃ
)
になりました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むかしは
貴族
(
きぞく
)
の家の長子に生まれると
福分
(
ふくぶん
)
を一人じめにすることができたが、今日の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
の家庭では、
総領
(
そうりょう
)
はいちばん重い
責任
(
せきにん
)
をしょわされる。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
革
(
かわ
)
ズボンに
木靴
(
きぐつ
)
といった、
労働者
(
ろうどうしゃ
)
のようなかっこうです。おばあさんは、すぐに
小人
(
こびと
)
だなと気がつきましたので、すこしもこわくはありませんでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
労働者
(
ろうどうしゃ
)
は、
少年
(
しょうねん
)
の
負
(
お
)
っているお
菓子
(
かし
)
の
入
(
はい
)
っている
箱
(
はこ
)
を、
勤
(
つと
)
め
人
(
にん
)
は、
自転車
(
じてんしゃ
)
を、そして、
巡査
(
おまわり
)
さんは、
小僧
(
こぞう
)
をだくようにして、つれていきました。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夫
(
おっと
)
というのは
石工
(
いしく
)
であったが、このへんのたいていの
労働者
(
ろうどうしゃ
)
と同様パリへ仕事に行っていて、わたしが
物心
(
ものごころ
)
ついてこのかた、つい一度も帰って来たことはなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
「
社長
(
しゃちょう
)
にいって、あなたのことを
話
(
はな
)
しておきますから……。」といって、
少年
(
しょうねん
)
の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
はあちらへいってしまいました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
器量がよくないとは言いやしない。だがじょうぶな子ではないと言うのだ。あんなひょろひょろした
肩
(
かた
)
をしたこぞうが
労働者
(
ろうどうしゃ
)
になれると思うか。ありゃあ町の子どもだ。町の子どもを
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
しかし、あの
少年
(
しょうねん
)
の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
に
笑
(
わら
)
われるかと
思
(
おも
)
うと、
自
(
おのず
)
から
自分
(
じぶん
)
の
意気地
(
いくじ
)
なしを
恥
(
は
)
じて
勇気
(
ゆうき
)
を
出
(
だ
)
して
思
(
おも
)
いとどまりました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これが
社長
(
しゃちょう
)
さんだ。いま、お
話
(
はなし
)
した
少年
(
しょうねん
)
はこの
人
(
ひと
)
です……。」と、
小
(
ちい
)
さな
労働者
(
ろうどうしゃ
)
は、
二人
(
ふたり
)
を
紹介
(
しょうかい
)
しました。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼女
(
かのじょ
)
は、ある
工場
(
こうじょう
)
の
前
(
まえ
)
では、
多
(
おお
)
くの
女工
(
じょこう
)
が
働
(
はたら
)
いているのだと
思
(
おも
)
いました。また、
鉄槌
(
てっつい
)
の
響
(
ひび
)
いてくる
工場
(
こうじょう
)
を
見
(
み
)
ては、
多
(
おお
)
くの
男
(
おとこ
)
の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
が
働
(
はたら
)
いているのだと
思
(
おも
)
いました。
星の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日暮
(
ひぐ
)
れ
方
(
がた
)
すこし
前
(
まえ
)
に、このかさをかぶった、わらじをはいてきゃはんを
着
(
つ
)
けた
労働者
(
ろうどうしゃ
)
は、
村
(
むら
)
をまわりつくして
町
(
まち
)
に
出
(
で
)
ようとして、ある
神社
(
じんじゃ
)
のそばにさしかかり、そこに
荷
(
に
)
を
下
(
お
)
ろして
火を点ず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二人
(
ふたり
)
の
労働者
(
ろうどうしゃ
)
が、
空
(
から
)
のトロッコに
乗
(
の
)
っていました。
元気
(
げんき
)
のいい
若者
(
わかもの
)
でした。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このとき、トロッコの
上
(
うえ
)
に
乗
(
の
)
っていた
労働者
(
ろうどうしゃ
)
は、はちに
目
(
め
)
をとめると
雪くる前の高原の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
労働者
(
ろうどうしゃ
)
ふうの
男
(
おとこ
)
と、
勤
(
つと
)
め
人
(
にん
)
ふうの
若者
(
わかもの
)
が、
前
(
まえ
)
へ
出
(
で
)
ました。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこには、おおぜいの
労働者
(
ろうどうしゃ
)
が、はたらいていました。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“労働者”の解説
労働者(ろうどうしゃ)とは、自己の労働力を提供し、その対価としての賃金や給料によって生活する者をいう。
どの範囲の者を「労働者」として扱うか、大きく分けると「労働者」の概念を統一的に扱う国(ドイツ、フランスなど)と個々の法令ごとに異ならせる国(アメリカ、イギリスなど)とがある。
(出典:Wikipedia)
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
働
常用漢字
小4
部首:⼈
13画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“労働者”で始まる語句
労働者科
労働者宿泊所