労働者おとこだち)” の例文
カプリと河波のんで、一日、労働者おとこだちの心臓をもみつぶして、対岸のバラック街と一直線に結ぶため、あらゆる食欲をひきちぎる。
河の上の職場 (新字新仮名) / 大江鉄麿(著)
火のような熱いなまりが、ガワンーガワンーと打ちさげらるる破壊的な響に混って、断続として、飢えと、疲れにうごめく労働者おとこだちの胸板に飛びこんでくる
河の上の職場 (新字新仮名) / 大江鉄麿(著)