“握”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
にぎ75.0%
つか19.2%
にぎり1.8%
1.3%
とりしば0.9%
あく0.4%
つかん0.4%
0.4%
にぎっ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“握”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)7.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ときあせにぎるやうな亂牌振らんパイぶりられゝば、颯爽さつさうたる一人拂ひとりばら
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
にぎこぶし二度ふたつたゝくと、グツともちとほつたが鼻の障子しやうじけてしまつた。
時に小禽すでに終日日光に浴し、歌唄かばい跳躍して疲労をなし、唯唯甘美の睡眠中にあり、汝等飛躍して之をつかむ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
思わず一足退きしが屈せずふるって立ち出でつ、欄をつかんできっとにらめばそら五月さつきやみより黒く
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
駒吉の頑丈で色が黒くて、眼鼻立ちの立派なのと對照して、周吉はしなびて小さくて、一とにぎりほどの中老人です。
——いよいよ死んじまえと思って、体を心持あとへ引いて、手のにぎりをゆるめかけた時に、どうせ死ぬなら、ここで死んだってえない。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ここにその神の髮をりて、その室のたりきごとに結ひ著けて、五百引いほびきいは一二を、その室の戸に取りへて
ここにその力士ちからびとども、その御子を取りまつりて、すなはちその御祖みおやりまつらむとす。
横刀たち手上たがみとりしばほこゆけ矢刺して、追ひ入るる時に
カラアの純白まっしろな、髪をきちんと分けた紳士が、職人体の半纏着を引捉ひっとらえて、出せ、出せ、とわめいているからには、その間の消息一目して瞭然りょうぜんたりで、車掌もちっとも猶予ためらわず、むずと曲者の肩をとりしばった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かねて孔明の命をうけていた関羽は、すぐ後を乗っ取ってしまった。かくて南郡、襄陽、荊州の三城は、血もみずに、孔明の一あくに帰してしまったものである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
所が悲しい事には支那人の頭は前の方をすって居るから旨く届かぬ僅に指先で四五本つかんだが其中に早や支那人の長い爪で咽笛のどぶえをグッと握まれ且つ眉間を一ツ切砕きりくだかれウンと云って仰向にうしろへ倒れる
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
よく物を言ふ眼が間断ひまなく働いて、ほどけばに余る程の髪は漆黒くろい。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
私は箱根帰りに丁度ちょうどその列車に乗て居て、ソット奴の手ににぎってる中等切符を見て、扨々さてさていやしい人物だと思いました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
かつつそのにぎった珠を竜宮へえそうなんと云う念は毛頭もうとうない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)