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咽笛
ふりがな文庫
“咽笛”の読み方と例文
読み方
割合
のどぶえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のどぶえ
(逆引き)
灰にして、破れかぶれになっている旅川周馬だ。さ、おれに指でもさすなら、差してみろ、その代りにゃ、貴様が一足ふみ出す前に、お千絵の
咽笛
(
のどぶえ
)
を突きぬいてくれる
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と云う所を、押倒しざま林藏が差して居ました小脇差を引抜いて
咽笛
(
のどぶえ
)
へプツーリ
突通
(
つきとお
)
す。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
間
(
ま
)
がな、
隙
(
すき
)
がな、牝の姿が立違うて、ちょっとの間見えぬでも、
噛
(
か
)
みついて、
咽笛
(
のどぶえ
)
を
圧伏
(
おしふ
)
せるようにゃ、気精を
揉
(
も
)
んだは何のためや、お冬おのれが、ここな、この、木彫師、直槙。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
咽笛(のどぶえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
咽
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
笛
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
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