“咽頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のど50.0%
いんとう33.3%
のどもと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒竜江にはところどころ結氷を破って、底から上ってくる河水をめ、荷馬車を引く、咽頭のどが乾いた馬に水をのませるのを商売とする支那人が現れた。
国境 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
それから四五年の後に私は突然F君の訃音ふいんに接した。咽頭いんとう癌腫がんしゅのために急にくなったと云うことである。
二人の友 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
東 咽頭のどもと過ぐれば熱さ忘るゝ
東西伊呂波短歌評釈 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)