“血漿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けっしょう90.0%
けつしやう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは自分を励ました声と、許褚きょちょは彼のそばを去るや否、馬をとばして、そこへ馳けつけ、叫喚きょうかん一声、血漿けっしょうけむる中へ躍り入った。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
血漿けっしょうを曳き這いずり
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
平次は懷ろ紙を出して、塀の上をスーツと撫でると、紙の上には、明かに乾きかけた血漿けつしやうが、僅かばかり附いて來るのです。