“けっしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
血漿47.4%
結晶42.1%
血詔5.3%
決勝5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血漿けっしょうを曳き這いずり
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
(水ではないぞ、また曹達ソーダや何かの結晶けっしょうだぞ。いまのうちひどくよろこんでだまされたとき力をおとしちゃいかないぞ。)
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
誰かと見まわせば、血詔けっしょうを奉じて、密盟に名をつらねている一味の王子服おうじふく种輯ちゅうしゅう呉碩ごせき呉子蘭ごしらんなどの人々だった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
董承は、がくとして、その面を見つめていたが、吉平の義心を見きわめると、今はこの人につつむ理由もないと、一切の秘事をうちあけた後、血詔けっしょう衣帯いたいをとり出して示した。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遠駆とおが試合じあい決勝けっしょうが気にかかって、じッと落ち着いてはいられない気がする。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)