“試合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しあ29.4%
しあい17.6%
じあい11.8%
マツチ5.9%
しあひ5.9%
たちあ5.9%
てあわ5.9%
ゲエム5.9%
トーナメント5.9%
プレイ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピータ なんぢゃ、けんしまうて洒落しゃれけ? よし! すれば、名劍めいけんしまうて名洒落めいじゃれ打挫うちひしいでくれう。さ、をとこらしう試合しあうてい。
試合しあいにばかり気をうばわれていた人々は、それよりほんの少しまえに、御岳みたけの西方、御前山おんまえさんの森からいあがったこの怪物かいぶつのかげが
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遠駆とおがけの一ばん試合じあいで、勝敗しょうはいめることは当方とうほうで、のぞむところ、たしかに承知しょうちした。さらば、すぐそちらでもおしたくを」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
選手は衝天の意気を以て丗七年春の対慶応戦を待ち、天下は来る可き早慶のエキサイチング試合マツチを期待した。
あいちやんは心中しんちゆうすこぶ不安ふあんかんじました、たしかにあいちやんは女王樣ぢよわうさまとは試合しあひをしませんでしたが、何時いつ其時そのときるだらうと思つて居ました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「そうじゃッ! 試合たちあえ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
滅多に他流試合の申し出をれないこの道場が、珍しく今日はその剣客と一門の逸足とが試合てあわせすることになった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
試合ゲエムが済んだあとでは、みんな、各自、県人会のひとに案内して貰ったり、または自分達同士でロスアンゼルスに遊びに行ったりしては、やれ今日は飛行機に乗ったとか
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
試合トーナメントおわると、小太郎がアイスクリームを食べたいというので、三人はブレッツに寄った。そこで、新子はクリームを買った。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
例えば、剣道の試合のとき、撃つところは、お面、お胴、お小手、ときまっている筈なのに、おまえたちは、試合プレイも生活も一緒くたにして、道具はずれの二の腕や向うずねを、力一杯にひっぱたく。
如是我聞 (新字新仮名) / 太宰治(著)