“たちあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立合30.0%
立会30.0%
起上20.0%
刀合5.0%
立上5.0%
試合5.0%
起立5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、王老師は、醤立合たちあいで、火葬炉のふたをぎりぎりばったんと開けてみた。すると、あら不思議、炉の中からは、依然たる姿の金博士がぬっと現われ
頭巾をとけば禁教者とみなされ、月代さかやきをのばし笄を抜きすてれば、イサベラ様の臨終の枕元で、七家のしゅう立会たちあいで誓わせられたとおり、龍耳りゅうじ老人の暗殺の手が下ります。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平次は猛然と起上たちあがりました、續く八五郎。
ここに倭建の命「いざ刀合たちあはせむ」とあとらへたまふ。かれおのもおのもその刀を拔く時に、出雲建、詐刀こだちをえ拔かず、すなはち倭建の命、その刀を拔きて、出雲建を打ち殺したまひき。
奧樣おくさま立上たちあがつて、わたし大層たいそう邪魔じやまをしました、それならばるべくはややすむやうにおわたしつてるばかりの身體からだやへあいだことさむいとても仔細しさいはなきに、かまひませぬかられをておいで
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「そうじゃッ! 試合たちあえ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふさは『下宿屋』が出たので沈黙だまつしまつた。銀之助は急に起立たちあがつて。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)