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搆
ふりがな文庫
“搆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かま
90.5%
かまい
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かま
(逆引き)
身綺麗
(
みぎれい
)
にはしていても
髪容
(
かみかたち
)
に
搆
(
かま
)
わない。それなのにあの円顔の目と口とには、複製図で見た
Monna
(
モンナ
)
Lisa
(
リイザ
)
の
媚
(
こび
)
がある。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
中がらすの障子のうちには
今様
(
いまやう
)
の
按察
(
あぜち
)
の
後室
(
こうしつ
)
が
珠数
(
じゆず
)
をつまぐつて、
冠
(
かぶ
)
つ
切
(
き
)
りの
若紫
(
わかむらさき
)
も
立出
(
たちいづ
)
るやと思はるる、その一ト
搆
(
かま
)
へが大黒屋の寮なり。
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
搆(かま)の例文をもっと
(19作品)
見る
かまい
(逆引き)
蒲田屋
(
かばたや
)
の
奧
(
おく
)
に
飾
(
かざ
)
つてあるやうな
本當
(
ほんたう
)
のを、
重
(
おも
)
くても
搆
(
かまい
)
はしない、やつちよいやつちよい
譯
(
わけ
)
なしだと
捻
(
ね
)
ぢ
鉢卷
(
はちまき
)
する
男子
(
をとこ
)
のそばから、
夫
(
そ
)
れでは
私
(
わたし
)
たちが
詰
(
つま
)
らない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
茶番にしよう、
何処
(
どこ
)
のか店を借りて
徃来
(
わうらい
)
から見えるやうにしてと一人が言へば、馬鹿を言へ、それよりはお
神輿
(
みこし
)
をこしらへておくれな、
蒲田屋
(
かばたや
)
の奥に飾つてあるやうな本当のを、重くても
搆
(
かまい
)
はしない
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
搆(かまい)の例文をもっと
(2作品)
見る
搆
漢検1級
部首:⼿
13画
“搆”を含む語句
結搆
搆造
幾搆
待搆
桁搆
身搆
“搆”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
清水紫琴
樋口一葉
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
森鴎外
永井荷風