“結搆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けつこう80.0%
けつかう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲團ふとんやの時代じだいからのみのをとこおもはなんだがあれこそは死花しにばな、ゑらさうにえたといふ、なににしろきく大損おほぞんであらう、には結搆けつこう旦那だんながついたはづ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あのお捨坊ステばうを半年学校へやつて御覧、それこそあのためにどの位結搆けつこうなことだつたかしれませんよ、第一読書のことも少しは覚えられる、またいろ/\身のためになる結搆けつこうなお話しもきける
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
のち商業学校せうげふがくかうてんじて、中途ちうとから全然すつかりふでたうじて、いまでは高田商会たかだせうくわいに出てりますが、硯友社けんいうしやためにはをしい人をころしてしまつたのです、もつとも本人の御為おためには其方そのはう結搆けつかうであつたのでせう
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)