“結目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むすびめ83.7%
ゆいめ7.0%
ゆはひめ2.3%
トックリ2.3%
ヌウ2.3%
ノット2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引摺り上げる時風呂敷の間から、その結目を解くにも及ばず、書物が五、六冊畳の上へくずれ出したので、わたしは無造作
梅雨晴 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一時、芸者の数が有余ったため、隣家の平屋を出城にして、桔梗刈萱女郎花、垣の結目玉章で、乱杙逆茂木取廻し、本城の青簾は、枝葉の繁る二階を見せたが
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
例へば帽子を冠るにもリボンの結目を左にして冠るべきか右にして冠るべきか、その何方かゞ正しければ、何方かゞ間違つてゐる。
些細なやうで重大な事 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
しかし元来、坑道に敷いてある炭車の軌条は、非常に粗末な凸凹した物なので、連結機鉄棒が折れたり外れたり、又は索条が、結目の附根かられたりする事は余り珍らしくないのであった。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それからフォルムですが……これはパトウですわ。この結目もおかしなくらい無意味でしょう。ところがこれが全体を
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「なあるほど、それをゴージアン・ノットと云うんだね。そうか。その結目をアレキサンダーが面倒臭いって、刀を抜いて切っちまったんだね。うん、そうか」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)