“むすびめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結目97.4%
結節2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あによめう云ふ旧式な趣味があつて、それが時々とき/″\おもはぬ方角へてくる。代助ははさみさき観世撚かんじんより結目むすびめつつきながら、面倒な手数てかずだと思つた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
時これ十二月かんの土用に際して、萬物ばんぶつ結目むすびめちゞまりすくみ、夜天やてん星斗せいと闌干らんかんたれど
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
と云うのは、小六の襟首に、一つ胡桃くるみ大の結節むすびめの痕が現われていて、どうやらそれが、他殺を匂わせるのだった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)