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刈萱
ふりがな文庫
“刈萱”の読み方と例文
読み方
割合
かるかや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かるかや
(逆引き)
松に舫った釣舟は、
主人
(
あるじ
)
の
情
(
なさけ
)
で、別荘の庭に草を植え、薄、
刈萱
(
かるかや
)
、
女郎花
(
おみなえし
)
、
桔梗
(
ききょう
)
の露に燈籠を点して、一つ、二見の名所である。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
栗の木の株間株間には、
刈萱
(
かるかや
)
や
薄
(
すすき
)
が
背丈
(
せたけ
)
ほども伸びて、毎年秋になると人夫を雇って刈らせるのだったが、その収入もかなりあるようだった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
唐物
(
からもの
)
の
籠
(
かご
)
に
芙蓉
(
ふよう
)
に
桔梗
(
ききょう
)
刈萱
(
かるかや
)
など秋草を十分に
活
(
い
)
けまして、床脇の棚
等
(
とう
)
にも結構な飛び青磁の
香炉
(
こうろ
)
がございまして、左右に
古代蒔絵
(
こだいまきえ
)
の料紙箱があります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
刈萱(かるかや)の例文をもっと
(19作品)
見る
刈
常用漢字
中学
部首:⼑
4画
萱
漢検準1級
部首:⾋
12画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“刈”で始まる語句
刈
刈羽
刈株
刈田
刈入
刈谷
刈穂
刈稲
刈藻
刈込
“刈萱”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
泉鏡花
泉鏡太郎
三遊亭円朝
徳田秋声
紫式部
横光利一
久生十蘭
田山録弥
田山花袋