“芙蓉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふよう97.7%
ふえう1.1%
フヨウ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今になつて思へば白芙蓉ふようのやうな感じの女だつた大田ノ王女が、病身ながらまだ存命で、正妃であつてくれた頃はまだしもよかつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
このしま出發しゆつぱつしたらもうしめたものだ、一時間いちじかん百海里ひやくかいり前後ぜんご大速力だいそくりよくは、印度洋インドやう横切よこぎり、支那海シナかいぎ、なつかしき日本海につぽんかい波上はじやうより、あほいで芙蓉ふえうみねはいすることとほことではあるまい。
芙蓉フヨウカズ美人ビジンヨソホ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)