“一時間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちじかん66.7%
はんとき16.7%
いちぢかん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝは釜山ふざんから京城けいじよう汽車きしやつて、一時間いちじかんばかりで大邱たいきゆうき、そこで下車げしやして自動車じどうしやひがしほう三四時間さんよじかんはしるとすぐかれるところです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この勢いで走ったならば、四里の道程みちのりなどは一時間はんとき足らずで、走り抜けてしまうことであろう。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一時間いちぢかんのち、代助は大きな黒いいた。其は、しばらくのあひだ一つところとゞまつて全くうごかなかつた。あしてゐた時の姿勢を少しもくづさずに、丸で死人しにんのそれの様であつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)