一時間いちじかん)” の例文
こゝは釜山ふざんから京城けいじよう汽車きしやつて、一時間いちじかんばかりで大邱たいきゆうき、そこで下車げしやして自動車じどうしやひがしほう三四時間さんよじかんはしるとすぐかれるところです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
埴輪はにわなどを見附みつけて一時間いちじかんとたたないうち千円せんえん千五百円分せんごひゃくえんぶんったことがあるそうです。
夏目先生と滝田さん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
このしま出發しゆつぱつしたらもうしめたものだ、一時間いちじかん百海里ひやくかいり前後ぜんご大速力だいそくりよくは、印度洋インドやう横切よこぎり、支那海シナかいぎ、なつかしき日本海につぽんかい波上はじやうより、あほいで芙蓉ふえうみねはいすることとほことではあるまい。
なるかなさら一時間いちじかんいくらとふ……三保みほ天女てんによ羽衣はごろもならねど、におたからのかゝるねえさんが、世話せわになつたれいかた/″\、親類しんるゐようたしもしたいから、お差支さしつかへなくば御一所ごいつしよ
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
また時間じかん一時間いちじかんづゝきまつて勉強べんきようするようには出來できてをりませんから、たれでも博物館はくぶつかんつたひとは、自由じゆう勉強べんきよう出來でき時間じかんにしばられるといふ窮屈きゆうくつおもひはありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
勿論もちろんかゝる構造かうざうで、きわめて重量じゆうりようのある鐵車てつしやことだから、速力そくりよくてんおいてはあま迅速じんそくにはかぬ、平野へいやならば、一時間いちじかん平均へいきんマイル以上いじやう進行しんかうすること出來できるであらうが、勾配かうばいはげしい坂道さかみちでは
この打製石斧だせいせきふは、ある場所ばしよではずいぶんたくさんにます。いまから二十年程前にじゆうねんほどまへ私共わたしども東京とうきよう西にし武藏むさし深大寺じんだいじといふむら附近ふきんあるくと、一時間いちじかん何十本なんじつぽんとなくひろられました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
速力そくりよく一時間いちじかん平速力へいそくりよく五十六海里ノツト最速力さいそくりよく百〇七海里ノツト