“構造”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つくり30.3%
こうぞう21.2%
かまえ12.1%
こうざう9.1%
かうぞう6.1%
たてかた6.1%
かうざう3.0%
かゝり3.0%
こうさう3.0%
つくりざま3.0%
なりたち3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私(わたくし)はそれが却(かえつ)って妙(みょう)に御殿(ごてん)の構造(つくり)にしっくりと当(あ)てはまって、大(たい)へん美(うつく)しいように感(かん)ぜられました。
わが國(くに)に於(おい)て此現象(このげんしよう)を未(ま)だかつて大規模(だいきぼ)に起(おこ)したことのないのは、單(たん)に此現象(このげんしよう)を起(おこ)すに適當(てきとう)な構造(こうぞう)の場所(ばしよ)が存在(そんざい)しないのに因(よ)るものであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
牢獄(ひとや)のような大きな構造(かまえ)の家が厳(いか)めしい塀(へい)を連ねて、どこの家でも広く取り囲んだ庭には欝蒼(うっそう)と茂った樹木の間に春は梅、桜、桃、李(すもも)が咲き揃(そろ)って
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
所謂草とは如何なる物か詳ならされと、丸木舟とは構造(こうざう)を異にする一種の舟、恐らくは木の皮抔にて造りたる舟、も存在せしなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
横穴(よこあな)の中(なか)でも格別(かくべつ)珍(めづ)らしい構造(かうぞう)では無(な)いが、床(ゆか)と溝(みぞ)とが稍(やゝ)形式(けいしき)に於(おい)て異(こと)なつて居(ゐ)る位(くらゐ)で、之(これ)を信仰(しんかう)するに至(いた)つては、抱腹絶倒(はうふくぜつたう)せざるを得(え)ない。
是寺(このてら)の広く複雑(こみい)つた構造(たてかた)といつたら、何処(どこ)に奈何(どう)いふ人が泊つて居るか、其すら克(よ)くは解らない程。平素(ふだん)は何の役にも立ちさうも無い、陰気な明間がいくつとなく有る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
勿論(もちろん)、外形(ぐわいけい)に現(あらは)れても何(なに)も審(いぶか)しい點(てん)はないが、少(すこ)しく私(わたくし)の眼(め)に異樣(ゐやう)に覺(おぼ)えたのは、總(さう)噸數(とんすう)一千噸(とん)位(くらゐ)にしては其(その)構造(かうざう)の餘(あま)りに堅固(けんご)らしいのと
と考へ夫々(それ/\)趣向(しゆこう)をいたし、一々(いち/\)口分(くちわけ)にして番号札(ばんがうふだ)を附(つ)け、ちやんと棚(たな)へ、何商法(なにしやうはふ)でもお好次第(このみしだい)の世辞(せじ)があるといふ迄(まで)に準備が出来(でき)た、之(これ)で開店するといふのだが、何(ど)うも家屋(うち)の構造(かゝり)が六(むづ)かしい
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
少(すくな)くとも日本建築(にほんけんちく)は古來(こらい)地震(ぢしん)を考慮(かうりよ)の中(なか)へ加(くは)へ、材料(ざいれう)構造(こうさう)に工風(くふう)を凝(こ)らし、遂(つひ)に特殊(とくしゆ)の耐震的樣式手法(たいしんてきやうしきしゆはふ)を大成(たいせい)したと推測(すゐそく)する人(ひと)は少(すくな)くないやうである。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
此等みな羽なくその構造(つくりざま)蝙蝠(かうもり)の翼に似たり、また彼此等を搏ち、三の風彼より起れり 四九—五一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
この魔性の廣野(ひろの)の正中(たゞなか)にはいと大いなるいと深き一の坎(あな)ありて口をひらけり、その構造(なりたち)をばわれその處にいたりていはむ 四—六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)