トップ
>
複雑
ふりがな文庫
“複雑”のいろいろな読み方と例文
旧字:
複雜
読み方
割合
ふくざつ
50.0%
こみい
22.7%
いりく
13.6%
こまや
4.5%
こん
4.5%
さまざま
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくざつ
(逆引き)
木
(
き
)
の
芽
(
め
)
は、
生
(
う
)
まれて
出
(
で
)
た
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が
予想
(
よそう
)
をしなかったほど、
複雑
(
ふくざつ
)
なのに
頭
(
あたま
)
を
悩
(
なや
)
ましました。そして、
空恐
(
そらおそ
)
ろしさに
震
(
ふる
)
えていました。
明るき世界へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
複雑(ふくざつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
こみい
(逆引き)
それは、
昔
(
むかし
)
鎌倉
(
かまくら
)
の
奥山
(
おくやま
)
でよくきき
慣
(
な
)
れた
時鳥
(
ほととぎす
)
の
声
(
こえ
)
に
幾分
(
いくぶん
)
似
(
に
)
たところもありますが、しかしそれよりはもッと
冴
(
さ
)
えて、
賑
(
にぎや
)
かで、そして
複雑
(
こみい
)
った
音色
(
ねいろ
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
複雑(こみい)の例文をもっと
(5作品)
見る
いりく
(逆引き)
仮に小鰭の鮨売がこの事件に関係があるとするなら、これには、裏になにか
複雑
(
いりく
)
んだアヤがなければならぬはず。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
複雑(いりく)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
こまや
(逆引き)
「お訊ねしたのが愚かでした。終始何ものかへ、
張
(
は
)
り
緊
(
つ
)
めていたあなたのお耳には、あの一曲のうちに
奏
(
かな
)
でられた
複雑
(
こまや
)
かな音の
種々
(
いろいろ
)
も、恐らくお聴き分けはなかったかも知れませぬ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
複雑(こまや)の例文をもっと
(1作品)
見る
こん
(逆引き)
私は
凝然
(
じっ
)
と固くなって其に耳を澄ましていると、
何時
(
いつ
)
からとなくお
囃子
(
はやし
)
の手が
複雑
(
こん
)
で来て、合の手に遠くで
幽
(
かす
)
かにキャンキャンというような音が聞える。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
複雑(こん)の例文をもっと
(1作品)
見る
さまざま
(逆引き)
このように一面の琵琶が
複雑
(
さまざま
)
な音を生みまする。わたくしは
禿
(
かむろ
)
の頃から、琵琶の体が、不思議で不思議でなりませんでした。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
複雑(さまざま)の例文をもっと
(1作品)
見る
複
常用漢字
小5
部首:⾐
14画
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
“複雑”で始まる語句
複雑深刻
検索の候補
複雑深刻
“複雑”のふりがなが多い著者
下村湖人
近松秋江
壺井栄
二葉亭四迷
新渡戸稲造
林不忘
尾崎士郎
久生十蘭
島崎藤村
夏目漱石