“悩”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
なや63.0%
なやみ14.1%
なやま12.0%
2.2%
2.2%
あや1.1%
なやまし1.1%
のう1.1%
もだ1.1%
わず1.1%
ナヤマ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのいたみみの心の中に、いよいよ深く疾翔大力さまのお慈悲を刻みつけるじゃぞ、いいかや、まことにそれこそ菩提のたねじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
森の祖母君此頃わがみとらむとて、しばし留まりゐ給ひしが、今宵講釈のあれば、夜も更けなむ、われこそ共に往きて寝めとて、楼に登り給ひぬ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此の色目で男をしたかとお村をズタ/\に斬り、は此の口で文治郎に悪口をいたかと嬲殺しにして、其の儘脇差をり出し
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
思うように動かないのを気にんで、神経衰弱から、次第に現在の病状に進んで来たのであろう、何れにしても
性慾の敏感さ——て、執拗なもの、陰影を持つもの、堆積したもの、揺蕩するもの等がなつかしく、同時にそれはまたかの女に限りなくやましく、わづらはしかつた。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
自分が手籠めになろうとしたのを、折よく来かかってけてくれた、旅客に顔を見られたが、直ぐにとこうの口も利かず、鬼にられた使の白鳩、さすがに翼をめたらしゅう、肩のあたり
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのままにと思入るのみなりし貫一も、く覚えて身動ぐとともに、この文殻埓無き様を見て、ややてたりげに左肩より垂れたるを取りて二つに引裂きつ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この湖水の名をチベット語でマパム・ユムツォ(〔無能勝母湖〕)といって居る。また梵語には阿耨達池といい漢訳には無熱としてある名高い湖水であります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
我が恋なり、恋ゆゑにゆるにあらず、牢獄の為に悶ゆるなり、我は籠中にあるを苦しむよりも、我が半魂の行衛の為に血涙を絞るなり。
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
其処にはなつかしき母上の飛び出で給いて、やれ無事に帰りしか、大病をらいしというに、かくやかなる顔を見ることの嬉しさよと涙片手に取りられ
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
空電妨害ニサル。貴局ノ送信ヲシバラク中止セヨ。——
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)